ビッグモーターの不祥事の対象店舗はどこ?下がってしまった保険等級は取り戻せるのか!?

自動車買取台数6年連続日本一で有名な中古車販売会社の「ビッグモーター(BIGMOTOR)

俳優の佐藤隆太さんを起用した「車を売るならビッグモーター~♪」のCMのキャッチフレーズでも有名ですよね。

2023年、そんなビッグモーターがとある不祥事で世間を大きく賑わせています。

その不祥事とは「保険金不正請求

ビッグモーターに修理を出された車にわざと傷をつけ、保険会社に保険金を水増しして請求していました。

この不正のせいで保険の過剰に等級が下げられて、保険料が増えてしまっている利用者も大勢います。

ビッグモーターを利用した方であれば、私は本当に大丈夫だったのかと心配になりますよね?

ユーザー離れが続いて、このまま潰れてしまうのか!?

今回は、以下の内容をお届けします。

今回ご紹介

1.ビッグモーターの起こした不祥事とは?

2.保険金水増し請求の内容

3.不祥事を起こした店舗一覧

4.引き下げられた保険等級は取り戻せるのか?保険窓口の紹介

それでは、どうぞご覧ください。

ビッグモーターの不祥事とは?

2023年に世間を賑わせている「保険金不正請求」。

この件が明るみになるにつれ、ビッグモーターはそれ以外にも「パワハラ疑惑」「隠ぺい工作」など、別の不祥事もあることが分かりました。

不祥事①:保険金不正請求

車修理イメージ

一つ目の不祥事は「保険金不正請求」です。

2021年秋の内部告発を発端に、損保会社が調査を実施し、2022年2月に不正が発覚しました。

組織的な不祥事ではないと当初は主張していたが、2023年にマスコミ報道や内部告発が続き、組織的な犯行と裏付ける情報が次々と明らかになってきています。

ずいぶん前から不正が発覚してたけど、世間にばれないよう必死に隠していたんだね。

上層部からの高いノルマを達成するために、修理のためにユーザーから預かった車にわざと傷をつけて、損保会社に高い修理費用を請求していました。

自然な傷に見せかけるために、以下の内容をおこなっていたようで、非常に悪質です。

ポイント

・ドライバーで傷をつける

・紙やすり、サンドペーパーで塗装をはがして擦り傷に見せかける

・靴下にゴルフボールを入れて斜体をたたいて、雹による傷とみせかける

・バンパーを押して車体を気付つける

・不要な部品を交換する

・ヘッドライトのカバーをわざと割る

・タイヤにドライバーで穴あけてパンクに見せかける

自分の愛車に勝手に傷つけられてたら腹が立つよね。

令和4年11月から行っているビッグモーターの外部調査委員会による自主調査の調査報告書がHPに掲載されています。

BIGMOTOR : URL

2023.07.18 インフォメーション
https://www.bigmotor.co.jp/lib/news/news_list.php?id=694

この調査報告書によると、令和5年7月16日時点で調査件数8,427件中1,275件(15.1%)で不正が行われていたようです。(金額で4,995万円)

過剰に請求されたユーザーに対し返金に応じるよう対応中のようですが、不正1,275件中、返金済は177件で進捗率13.9%の状況。

しかし、調査はあくまで自主調査。これから、調査対象が否応なしに広がっていくので、まだまだ過去の不正が発覚して件数は増加するでしょう。

外部調査といっても本当に客観的に調査されているかは怪しいよね。もっと実態は酷そう・・・

不祥事➁:隠ぺい工作

保険金不正請求による外部調査委員会による自主調査の報告書についても、隠ぺい工作があったと疑いが強まっています。

ビッグモーターは外部調査委員会が作成した調査報告書の一部を抜粋し、損保大手に提出していました。

そのため、「工場長などの指示があった」との証言は省かれていたようです。

損保大手が同社に原本を出すよう強く求めたことにより、再提出された原本にはこれらの証言が記載されていたようです。

ビッグモーターの不正請求が組織ぐるみで、調査報告でも隠ぺい工作をしていた疑いが強まっています。

反省していないよね。調査報告書の結果が真実かどうかも疑わしい

不祥事③:パワハラ疑惑

従業員への聞き取り調査では、「部下が店舗や工場の責任者に逆らえない雰囲気があった」との声が多数上がっています。

上司の意に沿わない働きぶりの場合、店長や工場長から「人並み以下」「ボケカス」「殺すぞ」などのLINE(ライン)メッセージが送られるそう。

さらに、休日や勤務時間外にも関係なく送信され、1日未読にするだけでMAX999件の未読件数になってしまうらしいです・・。

また、本部から店長に対しても、以下のパワハラがあったと情報がリークされています。

「ふざけた報告するなボケクソが!」
「返答できないなら店長おりろ、ボケが」
「隠蔽、誤魔化すなら営業してろぼけが」
「カス!」「ゴミ!」「くず!」

会社風土として、パワハラが常習化して社員全員がマヒしていたようですね。

真面目に働いているビックモーターの社員さんもいるだろうに。かわいそう

さらに、副社長の息子・兼重宏一氏にいったっては、「死刑」「教育」など暴言を吐いているLINEの送信記録が流出しています。

兼重宏一氏のパワハラLINE

副社長の息子・兼重宏一氏はどういった人物だったのか。以下の記事で紹介しています。

ビッグモーターの保険金不正請求の店舗一覧

ビッグモーターの不正店舗一覧

それでは、「保険金不正請求」が見つかった店舗一覧を紹介します。

ビッグモーターの外部調査委員会による自主調査の調査報告書にその結果が記載されています。

2021年に実施した鈑金・塗装案件44,788件のうち、作業内容にタワーを用いた牽引作業が含まれる28,706件の約10%に当たる2,717件を無作為に抽出しか確認した結果、下の34店舗で不正が発覚しています。

店舗名不適切案件(a)検証案件数( b)不適切割合(%)(a/b)
1札幌清田店1714.3
2ひたちなか店233762.2
3石岡店33100.0
4つくば店4610444.2
5栃木店419344.1
6前橋店6711856.8
7浦和美園店1412311.4
8熊谷店4610046.0
9酒々井店5615236.8
10多摩店12218565.9
11新潟南店358242.7
12野々市店307142.3
13福井店265844.8
14甲府店337941.8
15浜松南店378344.6
16名古屋茶屋店274461.4
17彦根店386360.3
18京都伏見店1250.0
19天理店4310142.6
20倉敷水島店288433.3
21下関店114524.4
22宇部店246636.4
23周南店216930.4
24高浜店5710454.8
25平井店297837.2
26春日店5011443.9
27八幡店428151.9
28西福岡店346949.3
29小倉西港店117913.9
30筑後店538661.6
31古賀店6311952.9
32多良見店185036.0
33宇土店419344.1
34鹿児島店2752.7

BIGMOTOR : 店舗一覧

トップページ>都道府県からお店を探す
https://www.bigmotor.co.jp/guide/

以上が自主調査によって、不正が明らかになった店舗一覧でした。

多摩店に至っては、185件中122件の不正で、不成立65.9%と不正が当たり前のように行われていたみたいですね。

ただし、これは、あくまでも自主検査で、ごく一部の案件しか調査できていないというお話。

全国の店舗を漏れなく調査したわけではないので、不正のすべてが暴かれたわけではありません。

ご自身が使われている店舗が上表に含まれていなくても、安心できるわけではいのでご注意を。

まだまだこれだけじゃなさそうですね。私の地元の店舗はリストに入っていないですし。

保険金請求によって引き下げられた保険等級は戻るのか?

ビッグモーターで車を修理し、保険金不正請求が行われていた場合、自動車保険の等級が過剰に引き下げられていた可能性があります。

つまり、その場合、等級が下がり、次に契約する際に負担する保険料が増えていることになります。

そんな中、朗報が入ってきました。

2023年7月20日のニュースによると、損害保険大手各社が、ビッグモーターで車を修理した契約者の保険等級を戻す作業を進めているとのことです。

また損保大手が次々の相談専用窓口を設置していっています。

過去の保険の適用が正しかったかを確認したい方は、以下の専用窓口から電話してみて下さい。

過去の記憶が曖昧でも、まずは勇気を出して電話してみようね。

損保ジャパンの専用相談窓口

損保ジャパンは、ビッグモーター社による不適切な自動車保険金請求に関す専用窓口を開設しました。

8月1日から開設されるそうです。

ビッグモーター社による不適切な自動車保険金請求に関する専用相談窓口設置のお知らせ

<専用相談窓口(8月1日開設)> 【電話番号】0120-018-863(通話料無料) ※携帯電話からもご利用いただけます。

【受付時間】平日 午前9時から午後6時まで 土日祝 午前9時から午後5時まで なお、7月31日(月)までは以下の当社「お客さま相談室」までお問い合わせください。

◇お客さま相談室 0120-228-292(受付時間:午前9時〜午後5時) 以上

三井住友海上の専用相談窓口

三井住友海上の専用のお問い合わせ窓口です。

0120-907-525(無料)

(受付時間:平日 9:00~18:00、土日祝 9:00~17:00)

問い合わせする際は、以下の三井住友海上のHPのサイトから詳細を確認してください。

東京海上日動の専用相談窓口

東京海上日動の専用のお問い合わせ窓口です。

「ビッグモーターグループの不適切な保険金請求」に関するお問い合わせ窓口

0120-365-332(無料)

受付時間:平日 午前9時~午後5時

ビッグモーターの現在の状況(2023年7月25日時点)

不祥事を起こし世間を騒がしているビッグモーターですが、日々様々な情報が飛び交っています。

23年7月25日時点の最新の情報を紹介します。

不正全件調査の開始

ビッグモーターは期間を区切って過去にさかのぼり、車両修理の全件を調査することになりました。

社内調査を諦めて、第三者機関があらためて調査し直す方向で検討しているようです。

社内調査では踏み込み不足になると懸念した損害保険会社が要求したため、対象は数十万台規模に膨らむ可能性があるそうです。

ポイント

第三者機関によって、車両修理の全件調査が行われる予定

車両修理の新たな受け付けを停止

ビッグモーターは、事故などによって持ち込まれる車両修理の新規受け付けを停止しています。

今回の不祥事の問題の対応に専念することが目的のようです。

しかし、停止にしなくてもユーザー側としても利用したいと思う人は、皆無でしょう。

ポイント

車両修理の新規受付は停止中

社員が3カ月で1000人退職

ビッグモーターの社員の大量退職が止まりません。

不祥事の影響などで2023年1月から2023年3月末までで約1千人(全社員5千人超)が退社したようです。

会社が存続できるとも思えないので、まだまだ退職は続くでしょうね。

ポイント

全社員の約20%がたった3カ月で退職!?

国土交通省の聞き取り調査

これだけ世間を騒がせると、やはり国土交通省も動き出すようです。

国土交通省が7月26日にもビッグモーターに対して聞き取り調査を行うことが決定しました。

ビッグモーターに対して、どのような強い言葉が国から発生されるか期待しておきましょう!

記者会見&社長辞任

これだけ世間を騒がせても一切マスコミに顔を出さないビックモーターでしたが、7月25日正午にマスコミに向けた記者会見が行われました。

席上には、 兼重宏行(かねしげ ひろゆき)社長の姿も。

記者会見では、事実関係を認め、謝罪がありましたが、一方不正に関しては鈑金部門のせいとし、社員に責任転嫁する場面もありました。

また、記者会見の場で、社長を退くことも表明されました。

 兼重社長は一体どんな人物だったのか、また記者会見での発言については、以下の記事を参考にしてください。