【ビッグモーター】大手コンサルが再建計画を手助け!目的は資金確保の助言や信頼回復の手法か?

2023年、中古車販売大手の「ビッグモーター(BIGMOTOR)」が「保険金不正請求」等の様々な問題が発覚し、売上台数が半減しています。

ビッグモーターは、支払期限が迫った借入金の返済について、銀行に借り換え要請を行いましたが、協力を拒否されました。

ビッグモーターはより一層、資金繰りに苦しむことになり、経営破綻に一歩近づくことになるでしょう。

そんな中、7月から大手コンサルタント会社がビッグモーターの事業再生計画に携わっていることが分かりました。

大手コンサル会社は、デロイトトーマツグループの「デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社」です。

ビッグモーターはコンサル会社にどんな助けを求めようとしているのでしょうか?

今回は、以下の内容をお届けします。

この記事で紹介すること

・コンサル(コンサルタント)とは?

・ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)ってどんなコンサル会社?

・ビッグモーターが大手コンサルに助言を求めている3つの目的

コンサルタント(コンサル)とは?

コンサルタントってどんな仕事?

コンサルタントの語源は英語の「consult」で、「相談する」です。

コンサルタントの略でコンサルと表現されることも多いです。

コンサルタントとは、企業の経営課題を明らかにして、戦略を立案・提言して、会社の業績改善を支援する仕事です。

コンサルタント会社は具体的に製品を売るのではなく、クライアント企業をコンサルティングすることで対価をもらう職業です。

クライアント企業は、特定の領域に特化したスペシャリストに力を借りて、業績を改善したいと思っています。

そのため、コンサルタントは、限られた期間の中でクライアントが望む以上の、高いアウトプットを出すことが求められる職業です。

私の会社もデロイトのコンサルが入ったことがあるけど、提案力がすごくて頭良い人ばっかだったよ。

コンサルの支援の業務内容は幅広く、課題の把握だけでなく、市場の調査や課題の改善策も提案してくれます。

コンサルの料金相場は契約形態次第ですが、決して安いものではありません。

コンサル会社の業務内容

・クライアント企業の現状分析による課題の把握

・課題に関する情報収集

・課題解決のためのビジョン策定

閉鎖的なビッグモーターも、さすがに限界なんだろうね。

ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)ってどんなコンサル会社?

デロイトトーマツのホームページ
引用先:デロイトトーマツのHPより

コンサル会社と言っても、会社ごとに取り扱っている業界や、得意としている分野が異なります。

ビッグモーターが助言を求めた、デロイトトーマツグループの「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社」とは、いったいどんな会社でしょうか。

DTFAの事業内容

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社」(以下、DTFA)のホームページから、この会社がどんなコンサル業務に特化したコンサルを行っているか紹介します。

ビッグモーターの課題に関連していそうなコンサル業務は主に以下の3つのサービスです。

M&A(合併・買収)

M&A(合併・買収)によって組織を融合し、分離や売却によって新しい企業体を作る際には、迅速かつ最善な選択をする必要があります。当社の最先端のテクノロジーと経験豊富なプロフェッショナルは、クライアントのより力強い未来を創造するお手伝いをします。

引用元:DTFAのホームページ

ビッグモーターが存続出来なさそうであれば、買い取り手を探し出すかもね。

フォレンジック&クライシスマネジメント

フォレンジックは「法的証拠を調査・解析する技術・手法」、クライシスマネジメントは「初期対応や二次被害の回避を行うこと」を意味し絵います。

不正・危機対応は重要な経営課題の一つになっています。デロイト トーマツ グループの各領域の専門家がチームを組み、不祥事・危機の発生時のみならず、事後の信頼回復、事前の予防・検知を含めて、迅速かつ総合的にご支援します。

引用元:DTFAのホームページ

ビッグモーターが業績を回復するためには、信頼回復が絶対条件。この方法もコンサルして欲しいだろうね。

ターンアラウンド&リストラクチャリング

ターンアラウンドは「事業再生」、リストラクチャリングは「再構築」を意味します。

事業再構築から業績不振事業の支援財政状態の再構築といった様々な段階で、デロイト トーマツ グループのネットワークと知見を最大限に活用し、企業再生、事業再編を強力にサポートします。

引用元:DTFAのホームページ

ビッグモーターは借入金の返済に苦戦しているから、資金繰りを改善する方法を模索しているだろうね。

このコンサルのサービス内容の中に、ビッグモーターが解決したい課題があるはずです。

ビッグモーターが大手コンサルに助言を求めている目的

それでは、大手コンサル会社「DTFA」にビッグモーターはどんな助言を求めているのでしょうか。

今のビッグモーターが置かれている状況と、発生した不祥事から推測してみましょう。

資金確保についての助言

ビッグモーターの借り換え要請先の銀行団

8月10日に、ビッグモーターは銀行団に対して借入金の借り換えを要請しました。

7月からDTFAから助言をもらっていたとうことは、このアクションがコンサルに関係している可能性があります。

そのため、ビッグモーターはDTFAから、資金繰りを改善するための対策の助言をもらっている可能性が高いと思われます。

また、ビッグモーターの売上台数はすぐには回復しません。

そのため、様々なケースを想定し、資金ショート(資金不足)を起こさない用に、プロにアドバイスをもらっているのでしょう。

👇借り換えに関しての詳しい情報は、以下の記事を参考にしてください。

不祥事によって失われた信頼回復についての助言

ビッグモーターの信頼回復の影響(イメージ図)
引用元:https://dentsu-ho.com/articles/4044

2つ目は、「社会的な信頼の回復」の方法をDTFAから助言をもらっているのと考えられます。

「信頼」といっても、その相手は、「ユーザー」「社員」「取引先」「世間先般」など広範囲に及びます。

歴史の浅いビッグモーターが、これだけ世間を騒がせている不祥事を起こして、信頼をどう回復していけばいいのか検討もつかないはず。

そのため、様々な知見をもっているプロ集団に、「信頼回復」の方法について提言を求めているのかもしれません。

生き残りのため売却先企業を調査

ビッグモーターを買い取る企業は現れるのか

3つ目は、ワーストケースを想定し、「売却先の企業」を調査している可能性です。

あくまで推測ですが、ビッグモーターが将来、経営的に行き詰った場合、従業員の雇用や会社を守るために、事業譲渡などを行うことが考えられます。

そうなった場合に備えて、ビッグモーターの培ってきた流通網や全国の土地・店舗に興味を示す会社が無いか、事前に調査しておきたいのではないでしょうか。

そのため、DTFAに依頼し、売却先の候補となる会社を水面下で調査していく可能性もあるかもしれません。

再建しようとするビッグモーターにユーザーは何を思うのか?

ビッグモーターは、再生計画に必死になっているようだが、SNS上では、これらの動きに「NO」を突きつける声が多い。

そのSNS上での声を紹介します。

まずは宏一前副社長が世の中の面前に出て、不正を行ってきた経緯、自らの為したことを全て詳らかにすることが先決です。

引用元:X(旧Twitter)

まだ営業する気満々なのは凄いメンタルですね。国家でいうと基本的価値観を共有しない 蛮国みたいなもんだと思います。 ビッグモーターを大手コンサルが再建 SNSでは「信用戻らない」とNoの声多数

引用元:X(旧Twitter)

兼重宏行氏と兼重宏一氏が完全に離れることがビッグモーター再建の最低条件だよなあそら。

引用元:X(旧Twitter)

私がそのコンサルの担当者になったら、再建じゃなくてベストな解体方法を提案しますよ。もうムリ!

引用元:X(旧Twitter)

このように世間の声は厳しく、一度全従業員を入れ替えない限り、コンサルを入れても何も変わらないという声もあります。

実際、悪の元凶とまで言われている前副社長・兼重宏一氏は、公の場での謝罪も行っておらず、再建のスタートにも立てていないのではないでしょうか。

コンサルがこれらのユーザーの感情をくみ取って、対策を検討してくれることを願いたいものです。

まとめ

今回は、ビッグモーターがコンサル大手「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー」に助言を求めていることについて紹介しました。

今後、ビッグモーターどうなるのでしょうか。やはり、このままつぶれてしまうのか。

世間の目は相変わらず厳しいものですが、やばいと評判のビッグモーターがこれからどんな策を打って出てくるか注視していきたいと思います。